広島大学病院総合診療医センターでは、県内の総合診療専門研修プログラムをつなぐ遠隔教育ネットワーク「ORIZURU」の運用を継続していますが、このたび新たにチャット機能が追加され、より円滑な情報共有が可能となりました。
これまでORIZURUは、電子カルテ等の画面をリアルタイムで共有しながら指導医によるオンタイムの診療プリセプションを行う仕組みとして活用されてきましたが、新たなチャット機能により、症例に関する相談やカンファレンスの日程調整、資料の共有などを日常的にやり取りできる環境が整いました。
チャンネルごとに話題を整理できるほか、メッセージへの返信や絵文字によるリアクション、ファイルの添付、Web会議の作成など、多様なコミュニケーションを一つのプラットフォーム上で行うことができます。
本センターでは、広島市立北部医療センター安佐市民病院をはじめとする県内研修施設への導入を順次進めており、各施設の医師が個人PCからも利用できるよう、登録・設定のサポートを行っています。
安佐市民病院では毎週金曜日にカンファレンスが開催されており、東條環樹センター長も継続的に参加していますが、今後はこうした日々のやり取りにもチャット機能を活用し、施設間の連携をより一層強化していく予定です。
今後も、ORIZURUを基盤とした遠隔教育・情報共有の仕組みを拡充し、オール広島での総合診療医育成に取り組んでまいります。