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- 2026/06/08
- Life
第17回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会に参加して【学会参加助成制度を利用】
(医学部医学科4年 河島)
今回の学会の中で最も印象的だったのは、総合診療分野における3学会(日本プライマリ・ケア連合学会・日本病院総合診療医学会・日本地域医療学会)の違いに関する討論会でした。 これまで3つの学会が持つそれぞれの特性や位置づけを深く意識したことがなく、指導教員や周囲の環境によって選択する学会に偏りが生じ得るのだと実感いたしました。 しかし、医師になるうえで真に重要なのは「どの学会に所属するか」ではなく、「医師として何をしたいか、何をすべきか」であるということを、パネリストの先生のお言葉から強く気づかされました。 また、企業ブースのコーナーでは、奈良県宇陀市の移動診療車の取り組みを拝見しました。 無医地区が多く、通院の負担が大きい地域において、近年主流となっている遠隔診療ではなく、あえて医師が赴くことで「遠隔診療では不可能な、よりクリティカルな診療」を可能にしている手法に大変感銘を受けました。 将来私が働くことになるであろうここ広島県も、無医地区の数では全国第2位という課題を抱えています。 そうした地域医療の問題を解決する有力なアプローチの一つとして、移動診療車の有用性を強く実感いたしました。 本学会への参加は、学術的な学びにとどまらず、古都京都の歴史ある街並みや文化に直接触れることで、医療をとりまく社会や地域性に対する洞察を深め、多角的な視野を養うことができた非常に有意義な2日間となりました。 今回得られた知見と刺激を、今後の学生生活、ならびに医師としてのキャリアプランの構築に深く活かしていきたいと考えております。

